3月24日(晴れ)
羽田空港9:55−高知空港11:30−窪川駅14:40−ニュー佐賀温泉17:30    10,3km

JR窪川駅から今回のお遍路が始まる。140km弱の行程で札所は足摺岬の38番金剛福寺と39番延光寺のみである。
37番岩本寺に挨拶してから佐賀温泉目指してスタートする。
途中、片坂峠を一気に下ると綺麗な湧き水があった。佐賀温泉の手前で国道を右に折れ旧道を行く。
四国の道と遍路道が分かれたり、合流したりしながら、ニュー佐賀温泉に到着。早速温泉に浸かり疲労回復する。

3月27日(晴れ)
民宿久百々8:00−唐人駄馬−喫茶アネモネ−遍路道分岐10:00−松尾休憩所10:40−大岩休憩所12:00−白山洞門−白山神社−38番金剛福寺13:30   6km

昨日までの無理な歩行で妻の足の具合が悪化して38番までの往復はあきらめて明日、片道(復路)だけ歩くことにして今日の午前中は観光にする。
8時にタクシーに来てもらい、土佐清水の薬局で湿布薬等を購入して足摺スカイラインに入り、白皇山(山頂が38番の奥の院)登山口を見て、唐人駄馬も見学。
喫茶アネモネでお茶をいただき、同経営者の手作りという風神の庭も見せていただく。足摺岬西側の遍路道分岐でタクシーを降りて観光は終わる
ここから逆回り(反時計回りに)足摺岬をめぐり、松尾集落を経て足摺国際ホテル脇の大岩休憩所で昼食休憩を取る。海辺の白山洞門、白山神社を経てのんびり
38番まで歩いた。早く着いたので足摺岬周辺を散策する、宿坊は綺麗で気持ちがよいが夜半の激しい雷雨に何度も目が覚めた。

3月28日(晴れ、雨)
38番金剛福寺7:45−琴平神社9:30−窪津10:30−以布利漁港12:00−大岐海岸13:00−民宿久百々15:00−安宿16:00     27km

小雨交じりの中、出発。琴平神社の境内で小休止、窪津の大漁という店が評判良いので、寄ってみるが営業していなかった。
以布利漁港のトイレが一般に開放されていて気持ちよくトイレ休憩が取れた。波と浜の綺麗な大岐海岸で靴も靴下も脱いで気持ちよい大休止。
昼食はカロリーメイトですます、民宿久百々当たりから雲行きも怪しくなり安宿に着く頃は暴風雨になっていた。安宿の風呂も小さいので順番待ちが長い。
足のまめがひどいと言うとご主人が靴紐をずらして結ぶアドバイスをくれた。

3月25日(晴れ)
ニュー佐賀温泉6:00−熊井分岐7:20−横濱トンネル休憩所8:00−上川口漁港10:00−入野松原12:00
−いろりやうどん14:00−逢坂トンネル15:30−ホテルココモ16:30     35km

今日は長丁場なので朝食はお弁当にしてもらい6時に張り切ってスタートした。
風情のある熊井トンネルを抜け上川口漁港まで順調、入野松原あたりからスピードダウン。浜辺の道をサーファーを
眺めながらのんびり行く、海辺のレストランで昼食をとるはずが道に迷って国道沿いのいろりやうどんで昼食になった。
逢坂トンネルを過ぎて古津賀の分岐で列車に乗ろうかと迷うが、時間が合わないのでがんばって中村の宿ココモまで
歩いたが、無理がたたって妻の足首が腫れる。夕食はホテル内のレストランですませた。

3月29日(雨、晴れ)
安宿6:30−三原遍路休憩所9:30−天満宮11:00−黒川大橋トンネル13:30−稲荷大明神14:30−39番延光寺15:30−JR平田駅16:10     32km

昨夜来の強風が収まった6時過ぎに出発。前線が通過して風が変わりひんやりしてきたというか寒くなって持っている衣類を全て着込んだ。雨も時折降ってきてポンチョ
が手放せない、今日のコースはひたすら一本道を行くようだ、三原休憩所で小休止をしていると後方から単独の男性と女性が追いついてきて一緒に休む。
道すがら、土地の古老が桜が咲いてからこんなに冷え込むのは初めてじゃと嘆いていた。天満宮の境内であんパンの昼食をとり船ヶ峠を一気に下り黒川大橋手前のトンネルの入り口で
小休止。稲荷大明神を左に曲がるとまもなく国道に出会い、割とあっけなく39番に着く。参考までに同じ時間に安宿を出て真念庵経由のコースを取ったグループより距離的には
少し長いが、時間は早く到着した。今回のお遍路はこの寺で区切り、タクシーでJR平田駅に向かい高知まで戻った。

3月26日(晴れ)
ホテルココモ7:30−四万十大橋休憩所8:40−四万十野鳥公園9:40−伊豆田トンネル11:00−食堂水車12::00
−民宿久百々15:00     23km

コースは四万十川と平行して流れる後川河岸の気持ちよい道を四万十川との合流点を眺めながら四万十大橋まで歩く。
四万十大橋を渡り少し歩いたところにある野鳥公園でトイレ休憩をする。
長い伊豆田トンネルを抜けると食堂水車があらわれ、此処で昼食をとる。ゆっくり歩いて下の加江の安宿前を通過し、
民宿久百々には15時前に到着した。風呂が小さいので一人づつの入浴となり17時過ぎにやっと順番が回ってきた・
翌朝朝食時にお昼のお弁当やお菓子を接待していただき、感謝する。

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