3月25日(晴れ)
羽田空港6:45−松山空港8:55−JR伊予大洲駅10:50−十夜ヶ橋(永徳寺)12:00−神南堂(休憩所)13:45−ハイプラザ内子15:10
21198歩 12km

二年ぶりの歩き遍路が始まった。初日は控えめに12kmの行程、伊予大洲駅で着替え国道沿いに北上すると直に十夜ヶ橋に着く。
途中、私設の休憩所で休み、3時過ぎに今夜の宿ハイプラザ内子に到着する。

3月27日(晴れ)
ゑびすや旅館6:00−下坂峠8:00−鴇田峠9:30−44番大宝寺10:30−河合休憩所12:00−八丁坂13:30−45番岩屋寺−古岩屋荘16:00   52847歩 26km

朝食をお弁当にしてもらい6時に出発。落合トンネルまで戻り、44番を目指すが、今日のコースは峠を三つ越える強行軍である。
まずは下坂場峠、次に鴇田峠最後にアプローチも長い八丁坂峠と続く。かなりきついアップダウンをこなし岩屋寺に近づくと巨木の中から
山岳修験の行場が現れる、このあたり一帯の岩場が全て行場のようだ。岩屋寺には裏の山門から入る形になる本堂も岩の中に投げ入れたようで
古代からの修験場のようだ。お参りを済ませ参道を下ると国道に出る手前の遍路道を右折すると国民宿舎の古岩屋荘に着く。

3月28日(曇り)
古岩屋荘6:00−千本木峠8:00−三坂峠11:00−網掛石13:00−長珍屋13:45−46番浄瑠璃寺14:00−47番八坂寺14:30−長珍屋15:30       48182歩 28km

今日もお弁当を持って6時に出発。昨日の長い峠越えが嘘のように国道歩きは楽だ、あっという間に河合の集落に到着、住吉神社で小休止。
これより千本木峠、三坂峠を越えて46番を目指す。昨日よりも楽だが、それでもアップダウンの道はつらい。
お昼過ぎに網掛石を通過、今夜の宿の長珍屋には2時前に着いたので荷物を預けて46番、47番をお参りして3時半には戻ることが出来た。
今日は団体客も多いので早めのお風呂と夕食にしてもらった。部屋も食事も文句なし。

3月26日(晴れ)
ハイプラザ内子8:00−内子街8:50−無料遍路宿10:30−大江健三郎氏生家11:30−梅津遍路休憩所13:20−落合大師堂15:30−ゑびすや旅館16:00    41617歩 22km

ゆっくり朝食をとり、8時に出発、内子の古い街並みを見物しながらのんびり行くと、やがて大江健三郎氏生家もあり歴史を感じる大瀬の町に着く。
町の商店で手作りのいなり寿司を買って昼食にすると素朴な味でとてもおいしかった。清らかな清流沿いの道を行き、今夜の宿のゑびすや旅館
には16時到着。遍路道より1kmほどそれるが、この辺では他に宿が見あたらない。しかしゑびすやさんは食事の量も多く美味で女将さんの
気だてもよいので余分に歩いても後悔はしない。

3月29日(晴れ)
長珍屋6:45−別格文殊院7:10−48番西林寺8:10−49番浄土寺9:10−50番繁多寺9:50−51番石手寺11:00−道後温泉本館12:00−52番太山寺
−53番円明寺16:00−東京第一ホテル(松山)17:00   48403歩 25km

しっかり朝食をとって出発する。四国遍路の元祖と言われる衛門三郎を奉った文殊院に参り48番には9時過ぎに49番、50番と51番石手寺まで距離が近い。
石手寺は中でも立派なたたづまいのお寺で洞窟や三重塔、護摩堂など見るものが沢山あり人も多かった。本堂脇の石段を上り52番までは道後温泉を通り12km
の道のりだがルートがいくつもあって迷いやすい。慎重に地図を見ながら何とか3時前に52番にたどり着いた。お参りを済ませると今夜の宿は松山市駅近くの
東京第一ホテル。バスに乗って松山市内に戻る。

3月30日(晴れ)
東京第一ホテル7:40−53番円明寺8:10−鎌大師11:45−JR浅海駅12:45−JR松山駅14:06−14:32松山空港16:35−羽田空港17:55 
27883歩 16km
東京第一ホテル前のバス停から運転免許センター行きのバスに乗り30分で円明寺前に着く。ここから54番目指して歩き始める。ずっと国道歩きが続くが左手にはさわやかな
海風を運んでくれる瀬戸の海を眺められるので苦にはならない。鎌大師の手前から山道になり、はじめの目標である鎌大師には昼過ぎに到着した。
峠を越えると眼下に浅海の町を眺めながら緩やかに下っていく。下り終えた頃にJR浅海駅に着く、今回はこの駅で区切りとなる。

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