10月30日（日）　晴れ後雨
二子玉川5:50−羽田空港7:25−高松空港8:45−讃岐富士−青ノ山（三ッ岩）−聖通寺山（ゆるぎ岩）−崇徳御陵−81番白峰寺−坂出12:30−国分寺13:45−かんぽの宿坂出16:15　　　　　18050歩歩　７ｋｍ

朝一の全日空で高松へ、空港からレンタカーでミニ巨岩ツアーにでる。お昼前にマツダレンタカー坂出に返却し、お昼ごはんは坂出駅内の讃岐うどん、やすくておいしい。
坂出から国分までJR予讃線で戻り、今回の歩き遍路が始まる。小雨の中、80番国分寺に挨拶してから山登りの道に入り3時間ほどでかんぽの宿坂出に到着。宿の部屋はゆったりしていて食事もおいしかった。

11月3日（木）　　晴れ一時雨
民宿八十八窪6:30−庚申堂（休憩）10:30−切幡寺下のうどん屋11:30−八番熊谷寺13:00−七番十楽寺14:30
42961歩　　27.2k

民宿八十八窪を六時半に出発、一路十番切幡寺に向けて歩き出すが道は国道と県道で面白みは無い。
古い常夜灯を左に曲がるともうすぐ切幡寺だ、小雨が降ってきたのでちょうど良く現れた庚申堂で休ませていただく。
小休止の後、ほどなく切幡寺の分岐に着き、角のうどん屋さんで昼食をとる。
今日、宿泊する十楽寺宿坊には二時半過ぎに到着した。この宿坊はホテルみたいで部屋はツイン、風呂は大浴場も
あるようだが、宿泊客が少ないのか、部屋の狭いユニットバスを利用するようにといわれ、がっかりした。

民宿ながお路を7時過ぎに出発し、なだらかな道を一時間強でお遍路交流サロンに着く。お茶の御接待もありゆっくりすることも出来、四国88カ所遍路大使任命書なるものも無料で発行してくれる。ダムを過ぎると左折して女体山越えのルートに入る。道は徐々に険しくなり、女体山登山口からは完全な山登りとなり、一部四つん這いで登ることもあったが一時間ほどで山頂に着いた。山頂からの眺望は素晴らしい。小休止の後、奥の院目指して一気に下っていくと、途中から下山路が綺麗に掃き清められているのには驚いた。信者さんたちが山道も清掃しているようだ。
奥の院は大岩がご神体の原始的な祠があったが、あまり人が訪れないようだった。
88番大窪寺には2時前に着いて、万感の思いでお参りし納経もしたが割とあっさりしたもので感激の涙は流れなかった。門前の土産屋をゆっくり見たりして、今日の宿八十八窪には三時前に入った。夕食のお赤飯と昆布がうれしかった。　

11月4日（金）　　晴れ
七番十楽寺宿坊7:45−六番安楽寺8:10−五番地蔵寺9:45−四番大日寺10:45−三番金泉寺12:20−二番極楽寺13:30−一番霊山寺13:45−徳島空港17:25−羽田空港18:45

宿坊にしては遅めの朝食を済ませ八時前に出発、六番、五番と十年前に歩いたはずの遍路道を逆打ちで歩く。
五番地蔵寺では以前見る余裕もなかった五百羅漢を拝観し、四番、三番とのんびり歩き、一番霊山寺には二時前に到着。万感の思いでお参りと報告を済ませた。これで十年掛かりの歩き遍路がやっと終わったが、格別の感動も涙も無い割にはかえってさっぱりした感じが残った。門前のうどん屋で遅い昼食をとり電車の時刻を調べると、あいにく一時間待ちなのでタクシーを呼んで徳島空港まで運んでもらった。

10月31日（月）　晴れ
かんぽの宿坂出7:30−82番根香寺９：４０−JR鬼無11:40−JR栗林公園北口12:15−84番屋島寺15:30−琴電屋島駅17:40−高松全日空ホテル18:15　　　　　　　　　46741歩　23.4km

11月2日（水）　晴れ
民宿ながお路7:10−お遍路交流サロン8:30−女体山登山口11:00−女体山山頂12:00−大久保寺奥の院13:00−
88番大久保寺13:40−民宿八十八窪15:00　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　25626歩　13.6km

ホテル前の琴電で屋島駅に向かい、３０分程で到着。駅前を左折して８５番の山登りを目指すが、すぐに洲崎寺に着き小休止。途中で石の民俗資料館にも立ち寄り、１１時過ぎに八栗寺に着く、門前で住職の法話があると誘われる。法話の後はぜんざいの御接待がありちょうど良い昼食になった。
途中で平賀源内の屋敷跡をみて志度寺に向かう。志度寺の山門と本堂は重文に指定されているが、工事前のせいか境内は雑然としていた。長尾寺までは7km、約2時間の行程、民宿は寺の門前で気だての良い女将さんが面倒を見てくれる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

11月1日（火）晴れ
高松全日空ホテル7:30−琴電屋島駅8:10−洲崎寺9:00−石の民族資料館10:00−85番八栗寺11:00−平賀源内旧邸13:10−86番志度寺13:30−87番長尾寺16:00−民宿ながお路16:30　　　　　36605歩　19.8km

昨日、白峰寺のお参りと納経を済ませたので門前で挨拶してから82番に向かう。途中は旧遍路道の面影濃く、石仏の丁石が数多い。根香寺の駐車場には牛魁（うしおに）さんが待っている。お参りを済ませ、昨年歩いた栗林公園まで戻るためJR鬼無駅まで山道を下る。駅で一時間弱待ち時間があったが、ちょうど良い休憩になった。
高松で乗り換えの際、駅の立ち食いうどん屋で昼をすます。
栗林公園北口で降りると84番屋島寺まで、また山登りの道が続く。屋島寺ではぐるりとまわって屋島戦場跡や、85番八栗寺、高松市街の展望を楽しんだ。暗くなる前に琴電屋島駅に戻り、今回のツアーの宿、高松の全日空ホテルで宿泊。夕食がつかないので高松駅ナカでお弁当を調達する。部屋は9階で高松港を見下ろす素晴らしい眺望が待っていた。